秋元康が語る、前田敦子がセンターだったワケ?

前田敦子はAKB48に所属してから、卒業するまで、センターを担い続けてきました。

AKBの顔と言えば前田敦子というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか?
そのAKBの立役者である前田敦子をセンターに選んだのは他でもない「秋元康」でした。
なぜ、秋元康は前田敦子をセンターに起用したのでしょうか?
普通のプロデューサーとは違う観点でAKBと前田敦子を見つめてきたようです。
それは、ある対談で明らかになっています。
その対談について検証してみましょう。


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秋元康が語る、前田敦子がセンターだったワケ?

秋元康は、「AKB48の戦略」という本を出版しています。
それを機に対談をしていて、そこで「なぜ前田敦子がAKBのセンターだったのか?」という事を明らかにしています。
秋元にインタビューをするのは、田原総一朗でした。
田原は「なぜ、前田敦子がセンターだったのか?もっと歌や踊りのうまいかわいい子がいるのに、なぜ秋元さんは彼女に目をつけたんですか?」と質問をぶつけます。
これは、全国民の気持ちを代弁したにすぎません。
アイドルのセンターと言えば、一番歌と踊りが上手い子で、目立つ子、可愛い子というイメージがやはりあります。
しかし、秋元は今までとは違うアイドルの形でAKBを売り出していきたかったようです。
「センターにいちばん向いてないな、と思ったからです。
ファンはアイドルに、シンデレラストーリーを求めているんです。いじめられたり、ぼろを着て雑巾がけをさせられたりして不遇だった女の子がお姫様として大成功する物語をね。
AKBは、はじめはこんなにダメだったけど、やっと自分の応援でここまできた。それをファンは体験したい。だったら最初からすごい美人やお姫様ではだめなんじゃないですか。
AKBのオーディションで、残念ながら僕がことごとく落としてしまうのは、完成された女の子たちなんです。」
秋元から意外な言葉が出ました。
一番センターに向いていないから前田敦子を選んだと言うのです。
この前田敦子をセンターに起用することは、秋元康にとってもAKBにとっても大きな賭けだったのではないでしょうか。
しかし、AKBのコンセプトに一番見合っていたのは前田敦子だったようです。
そして、AKBのオーディションで落とされても、自分は完璧だったからだと思えば、ショックも少しは和らぐかもしれません。
また、前田をセンターに起用しようと決めた決定的な出来事は、前田の「号泣」でした。
秋元が、まだ14歳だった前田敦子に「君がAKB48のセンターで歌うんだよ」と言ったら、前田は大声を上げて「嫌だ」と言ったそうです。
もし他の子だったら、両手を上げて喜んだはずです。
誰もがセンターになりたくてアイドルを目指すものです。
しかし、前田の場合は違いました。
嫌がる前田をセンターにすることで、さまざまなドラマが生まれると、秋元は確信したようです。
その想いは着実に実を結んでいくこととなります。
不器用な前田をセンターにすることで、ファンは、「今日のあっちゃんはなんだか暗い、おかしいぞ、なにかあったはずだ」と気づいたり、いろいろな推測が飛びかいます。
そして、ファンは前田がセンターを言い渡されたことで、号泣したという情報をつかみ、なんとかして前田を元気つけてあげたいと思うようになります。
すると、気づけば、前田ファンになっているのです。
そういった、「応援したくなる」要素が前田にはもともと備わっていたのかもしれません。
また、前田には、名セリフがあります。
前田は、アンチ前田が陣取るAKB選抜総選挙の場で1位を獲りました。
そこで、前田はこんなスピーチを見せます。
「1つだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」
このスピーチはAKB史上に残る名セリフだったのではないでしょうか。
前田のAKBの対する愛情の深さが分かるセリフです。
この言葉に秋元は一切関与していなかったそうです。
スピーチはいつもアイドル達に任せているらしく、だからこそリアル感が出ると言っています。
前田はこのような歴史に残るスピーチを自分で考え発していく天才的な才能があると、秋元は認めています。
このセリフから、長嶋茂雄の「巨人軍は永遠です」という言葉を連想したそうです。
それほど前田は周囲に大きな影響を与えたようです。
秋元康は、最終的に、前田の圧倒的な「オーラ」を買い、センターに起用したようです。
そのオーラとは簡単に説明のつくものではないのですが、やはり独特なオーラというものはスーパースターには存在するようです。
前田敦子がセンターに起用された理由は、最もセンター向きではなかったから、という理由。
そして、圧倒的な「オーラ」が起用の大きな要因だったようです。
秋元の人を見る目は優れているのでしょう。
前田の起用は見事成功し、AKBを国民的アイドルまでに押し上げました。
前田にはそれほどの魅力、力があったのでしょう。
そんな前田は現在ソロとして活動していますが、尚、独特なキャラクターでドラマや映画に引っ張りだこになっています。
そんな前田を今後も応援していきたいものです。


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