即戦力メンバーが多い理由、そしてファン離れが起きる理由とは?

2015年現在、AKB48には研究生が一切存在していない体制になっています。
他の姉妹グループも、先日オーディションに合格したばかりのSKE48第7期研究生を除き、すべての研究生が昇格。
これまでにない展開となっていますが、AKB48の15期生のように、研究生期間がほとんどない状態で正規メンバーに昇格した者もたくさんいます。
AKB48の15期生を代表する大和田南那は、昇格後のチームBでユニット曲のセンターを務めたり、ドラマでの主演、選抜メンバー入りなどこれまでにない〝破格の高待遇〟で目覚ましい成長を遂げています。
ドラフト生も、川本紗矢などの即戦力がシングル選抜に固定しつつあるなど、若手メンバーの勢いはとどまることを知りません。
ところが、一部のファンの間では、これを良しとしない者も多いようです。
その理由に、AKB48のコンセプトや売り出し方があるようですが…
若手メンバーの活躍をよく思わないファンの心境について迫っていきたいと思います。


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世代交代に運営側の焦りが見えている?

まず、AKB48グループのメンバーは国内外合わせて400名以上存在しており、乃木坂46のメンバーを入れると500名近くにも及ぶマンモスグループへと進化を遂げています。
10年前、20数名でスタートした頃とはかなり違いますよね!
ところが、こんなにも大規模なグループになってもなおオーディションを重ね若手メンバーを投入し続けるのにはどういう理由があるのでしょうか?
もっとも、AKB48のピークは最高潮の時に比べると落ちてきているといってもおかしくはありませんが…。
これは、卒業生・野呂佳代の言葉を借りるなら〝ところてん方式〟の可能性があると考えられます。
つまり、世代交代ということです。
AKB48の人気が絶好調だったころ、前田敦子や大島優子、篠田麻里子や板野友美といった元祖神7の存在感が圧倒的でした。
彼女たちが卒業した今では、楽曲のセンターもコロコロかわる、兼任移籍がゴロゴロ増えている、といったようにグループ自体が迷走している状態。
前田敦子が卒業した時点で世代交代を試みるも、未だに若手メンバーの知名度の低さに苦戦し、初期メンバーの活躍ばかりが目についてしまうことに。
世代交代がうまくいっていないことがわかります。
若手メンバーを続々投入させ、かつての松井珠理奈のような〝即戦力〟を求めている傾向にあるようです。
この〝即戦力〟に関して、AKB48を初期から支えてきたファンはよく思っていないそうなのですが、それは一体どういうことなのでしょうか?

育成ゲームの要素がまるでない?初期のコンセプトと大きく変わりファンも困惑気味?

松井珠理奈がデビューした頃を思い出してみてください。
すべてのファンが、突然AKB48のメンバーを従えてセンターに立つ彼女のことを受け入れたわけではありませんよね。
〝これまで頑張ってきたメンバーが報われないんじゃないか〟というファンも多かったと思います。
このように、〝即戦力〟のメンバーに拒否反応を示すファンの心理は何なのでしょうか?
それは、AKB48がかつて掲げていたあるコンセプトにあると思われます。
それは、AKB48というアイドルグループが育成ゲーム的な要素を持っていたということ。
2005年にAKB48が発足した際、劇場では観客がたったの7人という寂しいスタートとなったのですが、当時はメンバーに対する〝ヤジ〟が許されていたのです。
ヤジを飛ばすことでメンバーに刺激を受けてもらう、ということが目的だったそうですが、かつてのAKB48は〝ファンがアイドルを育てていく〟という斬新なコンセプトだったのです。
ファンが意見を投げれば、それに秋元康らが答えていくというスタンスで、まさにファンとアイドルの距離感の短さを感じるグループでした。
ところが、2007年にチームBが発足するときにはこの要素も薄れてきました。
メンバーに対するファンの接触がこれまで以上に厳しくなったのです。

2009年に初めて行われた選抜総選挙も、ファン投票で選抜メンバーを決める〝育成ゲーム的要素〟が残っていました。
これが商業的にヒットしたため、現在では〝集金イベント〟と揶揄されるようになったのですが…。

最近では、冒頭で紹介した大和田南那のように、デビューから間もなくドラマ主演、選抜メンバー入り、ユニット曲センターといった運営から推される若手メンバーが増えており、〝かつての育成ゲーム的要素はまるでなくなった〟と肩を落とすファンが多いのです。
それゆえ、〝運営推し〟と〝実人気〟が伴わず、握手会で完売できずにファンからの批判的なコメントが寄せられるようになり、若手メンバーを悩ませることにもつながっているのです。

いずれ研究生制度はなくなる?〝ヤングコンサート〟が成功しない?

研究生が最近になって全員昇格した背景には、ドラフト生の加入やチーム8メンバーの加入が関係していると考えられます。
ドラフト生やチーム8のメンバーは、研究生スタートではなく採用の時点で正規メンバーになっているのです。
はじめはこれに反発するメンバーもいたと思いますが、現研究生を全員昇格させることで相次ぐ不満の沈静化を図ったものと思われます。
そして、今では〝ヤングコンサート〟なるものが開催され話題を呼んでいます。
これまででいう、研究生公演みたいなものでしょうか。
年齢的、キャリア的にも若いメンバーを中心に全国ツアーが組み込まれているのですが、実際会場では満席になっていないのでは?と囁かれているのです。
このヤングコンサートの人選に不満を持つファンが多いのです。
特に、年齢的には若いがキャリア的には長い松井珠理奈がメンバー入りすることに、不満を抱く声が続出しています。
フレッシュ感があるようでない…
これまでの研究生ブームとは一転して、今回のヤングコンサートは今の段階では成功とは言えない状況です。

フレッシュな若手メンバーでも、運営から猛プッシュを受けてしまうと古参のファンは敬遠しがちになってしまいます。
運営からの猛プッシュと、その実力がしっかり伴えば最強メンバーになれるはず!
現在の大和田南那のように、チャンスに恵まれているメンバーは、驕ることなく自身の実力を磨いていって欲しいと期待します。


AKB48グループ東京ドームコンサート 〜するなよ?するなよ? 絶対卒業発表するなよ?〜


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