誰もが認めたキャプテン•秋元才加

2013年夏にAKB48を卒業し、現在はバラエティーや舞台、女優業で活躍する秋元才加。エキゾチックな容姿で筋肉質、ブログのタイトルのように、不器用でまっすぐな彼女は見た目も中身もインパクトが強く、大所帯のAKB48の中でも目立つ存在でした。
そんな秋元才加といえば、かつて秋元チームKを引っ張ってきたキャプテン。彼女のキャプテンシーは、現総監督の高橋みなみも尊敬するほど。体育会系と言われるチームKのキャプテンということから、後輩をガシガシしごいていたのかな…と思わず余計な想像をしてしまいますが、彼女はどんなキャプテンだったのでしょう?今回はキャプテンとしてチームをまとめ上げた彼女について紹介していきます。


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初代チームKで培われた、不屈の精神

2006年春、AKB48創設から半年経たずして行われた、第2期生のオーディション。このオーディションで合格した彼女は、同じく合格者だった宮澤佐江と2期生の代表として運営に注目されました。彼女は当時、家庭が経済的に恵まれていなかったことから、AKB48に受かればレッスンが無料で受けられる、という目論見があったようです。…賢いですよね!
このオーディションで合格したメンバーは他にも、大島優子や小野恵令奈、河西智美など、アイドルの素質を持ったメンバーが多かったのですが、オリジナルメンバー(1期生•チームAメンバー)に強くライバル視されるなど、加入時からグループ内の競争に巻き込まれて行ったのです。当たり前といえば当たり前ですよね。

かくして結成された初代チームKですが、公演前にある大事件が起きてしまいます。
それは、当時中学校に上がったばかりの小野恵令奈が、配布された歌詞カードに落書きをしており、それを見て見ぬ振りができなかった秋元才加は小野恵令奈を強く注意。ところが、それを見ていた大堀恵が、秋元才加に対して“若い子に強く当たりすぎ”だとして切れてしまい、二人は喧嘩になりました。結成間もないチームKは、チームとしてのまとまりがまだない時期。各々が感情を抑えていたので、感情的になるメンバーがいなかったのです。ところがこの喧嘩がきっかけとなり、良い意味でなんでも言い合えるようになりチームがひとつにまとまったとのちに語られました。宮澤佐江によると、当時の秋元才加を見て「よく言った!」と思ったそうです。女性グループというのは非常に難しいもので、発言に気を配ったり協調性をもたないと輪を作ることができません。しかも、秋元才加から見てチーム最年長の大堀恵は5歳年上なのです。ですが、間違ったことは間違ってる!と正しいことを指摘できる、簡単なようで難しいことを堂々とできる姿に、彼女のキャプテンとしての素質が合間見れるような気がしました。
そしてチームKが公演初日を迎え、最初こそお客さんに恵まれていましたが、それもこれまでAKB48のオープニングを務めたチームAの恩恵があってこそで、すぐにも集客は減って行きました。チームKのことを“二軍”“チームAのお下がり”
など心ないヤジが飛び交いました。(当時は公演でのヤジも運営によって認められていたのです)。公演デビュー間もない若い彼女たちにとっては、たった4ヶ月しかAKB経験が違わないチームAの存在にずいぶん苦しんだようです。ですが、比較されることで“チームAには負けない!”という意識が生まれ、さらにチームKが一致団結。闘争心に火がついたのです。当時のチームA、チームKメンバー(1期生•2期生)は、売れない時期のAKB48を支えてきました。ただひたすら、ただがむしゃらに。秋元才加を含む初期のメンバーに、不屈の精神が植え付けられました。“チームKのKは絆のK”。ファンには、いわゆる単推しタイプではなく箱推しが多く、チームとしての一体感や完成度の高さが伺えます。

初代チームK解散、新チームKのキャプテンに就任

2009年、AKB48コンサート•組閣祭りにて当時初となる“大組閣”が発表。秋元才加は新チームKのキャプテンに就任しました。旧チームKの最年長コンビ•大堀恵と野呂佳代はSDN48へ移籍し、これまでのチームK魂を継承できるのは彼女が最も適任だったのです。
また、これまで同期メンバーと後輩メンバーで構成されたチームKでしたが、組閣により先輩メンバーである板野友美、峯岸みなみが移籍。年下とはいえ先輩、しかも板野友美は秋元才加にとって苦手な存在だったらしく、公演で付けてはいけないアクセサリーを着用してくるなど秋元才加を困らせていたそうです。ですが、チームをまとめ上げる力を身につけていた秋元才加は、新公演や全国ツアーを通してチームを一つにしました。
公演の際、曲の合間に行うMCを苦手とする若手メンバーが多い中、秋元才加は積極的に話題を振り後輩メンバーのスキルを上げて行きました。そして、ダンスが苦手なメンバーには居残り練習にとことん付き合い、歌が苦手なメンバーにはは積極的にアドバイスをするなどチームのメンバーの信頼を得たのです。また一番大きい事として、彼女は自分にも厳しい。これはキャプテンにとってとても大切なことで、かつてのモーニング娘。の初代リーダー•中澤裕子に対し、保田圭が“中澤裕子は他人にも厳しいが、自分にも厳しい。だからみんなが付いて行くんだ”という発言をしていました。まさにその通りだったのです。

キャプテンを大島優子に譲る

2012年の東京ドームコンサートにて、新たにチームの組閣が発表されましたが、チームKのキャプテンに選ばれたのは大島優子。秋元才加はキャプテンを降りることになったのです。このキャプテン交代について、理由は明らかになっていませんがある節によると、前田敦子が抜けた当時、年齢的にもいつ卒業をしてもおかしくないエース•大島優子の卒業を阻止するために、彼女をキャプテンにしてのではないか?という見方もあるようです。(同時期にチームAキャプテンに就任した篠田麻里子も同様)。そして秋元才加はチームK残留も、キャプテンではない。いくら同期で同年齢のメンバーとはいえ、彼女は当時どう思ったのでしょうか?いろんな思いがあったでしょうが、大組閣発表後のブログを通して彼女は、大島優子に対しエースとキャプテンの両立を心配しながらも「元キャプテン才加がいるから大丈夫」とメッセージを送りました。キャプテンでもキャプテンでなくても秋元才加は秋元才加。彼女を心配するファンにむけてブログで心境を綴っていました。
キャプテンでなくても、ついてくる人にはついていくし、尊敬もする。彼女はキャプテンというポジションでなくなっても、これまでと変わらないのです。また、彼女の背中を見てきた後輩メンバー、横山由依が次期総監督に指名されました。彼女の他にも、初代チームKに所属していた“チームK魂”を持つ梅田彩佳や倉持明日香がキャプテンに選出されました。
卒業までに、ここまで後輩メンバーを、そしてチームを育ててくれた彼女は間違いなくグループにとってなくてはならない存在。この彼女が育てたメンバーの活躍、そして秋元才加本人の活躍に今後も期待です。


AKB48グループ東京ドームコンサート 〜するなよ?するなよ? 絶対卒業発表するなよ?〜


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